「送骨サービス」というものがあることを私は最近まで知りませんでした。3世代が同居していたような昔とは違い、老後は夫婦二人で暮らしている場合がほとんど。
しかし子供など身よりもなく、パートナーが亡くなってもお墓をもつこともなく、自宅に遺骨を保管しているケースが多いそうです。そうした遺骨をお寺に送り、合同墓に入れて永代供養をお願いする送骨サービス。
非常に安価なサービスなどもあり、故人との最後のお別れが無造作にダンボールに入れられて持っていかれる様子を想像したとき、なんともいたたまれない気持ちになりました。
お寺の運営もされているアンカレッジさんが提案する、もっと心のこもった送骨サービスがこの「花おくり」。そのデザイン全般をお願いされたことはとても意義深いことと思います。
自分の大切な人が送り出すことを毎回想像しながら、前向きに清々しい気持ちでデザインをさせていただきました。
ロゴデザイン、キービジュアルの作成(Photoレタッチ含む)、イメージガイドブック、パンフレットの制作、花おくり香外装箱、散華カードおよび説明書、取扱説明書、ポケットファイル、Webサイトデザイン、アートディレクション、ダンボールデザインなど、ありとあらゆる制作物を担当させていただきました。
LogoDesign, GraphicDesign, WebDesign